第25回近江牛セリ今日の販売会は東近江市の生産者だけが出品したセリでした。32頭の出品だったが気になったのは、全体的に重量が大きすぎる点である。購買側としてはこれだけ大きかったらステーキ1枚切るにも難儀する。11月頃より近江牛認定店制度がスタートするが、A4以上で年間使用量が定められており、定期的な調査も行うという。これらは販売側に課せられた決まりごとであって、今後は生産側にも枝重400kgまでに限るなどの制約を設ける必要がある。600kg前後の枝肉はいくら格付けがよくても牛にも人間にも負担がかかり、好ましくない傾向である。

実際に、今日のセリでは最優秀賞や優秀賞を受賞した枝肉よりも、他の枝肉のほうが落札価格が高かった。格付けよりも使いやすさが重要視された今日のセリを見ていると、近江牛の目利きたちは本物揃いだと改めて感じた。

モモはいまいち微妙だが、バラ、ロースの評価が良かった田井中さんのヌキを1頭落札。北国茂は北国7の8の後継者としてバラつきがないので期待したい。

出荷者:田井中 龍亮
東近江市大中町
性別:去勢
素牛の導入元:滋賀県(自家繁殖)
北国茂-菊安-豊久
個体識別番号:1241527677