サカエヤの仕入れブログ

近江牛枝肉の仕入れ&入荷状況です。

2008年12月

八田さん23頭のセリでした。数は多いが中身の伴わない枝ばかり。
いくら格付けがよくてもセリ値が上がらない枝もあり、購買者の目利きはたいしたものだ。見た目だけで味を探るのはむつかしいが、そのなかでも八田さんの枝肉を購入。

出荷者:八田仁左衛門
近江八幡市大中町
性別:去勢
素牛の導入元:宮崎県
福之国-安平-糸秀
個体識別番号:0120362590

201218残すところ年内のセリも今日を入れて3回。そこそこ頭数も揃ったセリではあったが、好みの枝肉が2〜3頭しかいなかった。木下さん、井ノ口さん、後藤さんの3頭を落札。肉質が良かっても重量の大きな枝肉は使い勝手が悪いためパス。近年600キロ近い枝肉も出品されているが大きくなる血統なのか、それとも牛に負担をかけて増体しているのか、どちらにしても個人的には好ましくない。等級に惑わされることなく自分の目を信じて選びたいものだ。


9960出荷者:木下幸雄
近江八幡市大中町
性別:雌
素牛の導入元:滋賀県(自家繁殖)
安茂勝-第2安鶴土井-菊安土井
個体識別番号:1230409960


55805出荷者:井ノ口幸太郎
東近江市大中町13
性別:去勢
素牛の導入元:宮崎県
福之国-北茂桜-上福
個体識別番号:0827255805

第8回近江牛枝肉共進会おうみ」繁殖協議会の協賛で行われた第8回近江牛枝肉共進会は後藤さんのあいさつで開催された。42頭の出品ではあったが格付けが少し甘いように感じられた。価格帯は昨年より若干抑えめではあるが、去勢より雌牛が高めである。他の和牛でも雌牛が去勢より高めだが味はどうなんだろう。

A5やA4の格付け=「美味しい」はアテにならないのは常々言ってるが、「雌牛=美味しい」というのも個体によってかなり違う。雌牛は甘みや香り、脂質が優れていて、去勢はサシが大ぶりで見た目は派手だが肉色が浅く雌牛に劣る。というのが一般的な見方だが、一概には言えないのが肉のおもしろさでもあり、それを見極めるのがプロの仕事、いわゆる目利きだと思う。

参照:はじめての方へ

gotou出荷者:後藤喜雄
出荷者住所:滋賀県近江八幡市大中
性別:去勢
素牛の導入元:滋賀県(自家繁殖)
血統:松福美-北国7の8-谷美土井
個体識別番号:1217574148


出荷者:木下幸雄
近江八幡市大中町
性別:去勢
素牛の導入元:滋賀県(自家繁殖)
北仁-第2鶴雪土井-菊照土井
個体識別番号:1230441014

第7回近江牛枝肉共進会去勢25頭、雌24頭の共進会でした。全体的に格付けがあまいと感じましたが、価格にも反映されていたように思われます。去勢に比べて雌のほうが高めだが、それほど肉質に開きがあるとは思えない。かえって去勢のほうが扱いやすい。


井ノ口出荷者:井ノ口幸太郎
東近江市大中町13
性別:去勢
素牛の導入元:宮崎県
福之国-安平-糸福
個体識別番号:0120563508

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