本日のセリは19頭。そのうち8頭が畜技センター枝肉勉強会から出品された。県産、国産の素材を積極的に飼料活用した肥育試験により育てられた牛の検証するべく上場された。冒頭のあいさつでは、昔ながらの近江牛の香りやうまさの再現、継続を目指しての牛づくり、というようなことを話しておられた。肉質を見た限りではほど遠いように感じた（失礼）さて、当店は畜技センターの枝肉は購買せず、澤井牧場さんの雌牛を購入した。
本日は第14回近江牛枝肉販売会で54頭の近江牛がセリにかけられ競い合った。全国的に相場が下がってきているのに、近江牛の相場だけは高い。日本で一番高い相場ではないだろうか。54頭の枝肉のなかから私がチェックしたのはわずか3頭だけ。そのうちの1頭を高値ながら落札。大切に販売していきたい。
出荷者：後藤喜雄
お盆前のセリということで本日の出荷は50頭（去勢14頭、雌36頭）。全体的には比較的安定した価格での購買ではあったが、弊社が購買した枝肉だけ高かった（^^;セリはかけ引き的な要素が多分にあるのでこれは仕方がない。商品と価格、味のバランスが合えば良しとなるのだが、こればかりは精肉にしてみなければ何とも言えない。
出荷者：澤井牧場
出荷者：木下幸雄
認証後、はじめてのセリとなった「第5回近江牛共進会」は54頭の出品で盛大に開催された。格付けが若干あまいように感じるも全体的に高値での取引となった。
出荷者：八田仁左衛門
出荷者：橋場芳明
出荷者：後藤喜雄
本日は41頭の販売会でした。価格的には若干高かったかなと思いますが、枝肉というよりも生産者によって価格が上下しているような感じです。また卸屋さんは「近江牛」ではなく「○○さんという生産者が作った近江牛」という作り手優先で注文を聞いてくるパターンが見られるため、どうしても一定の生産者の枝肉ばかり価格が高くなってしまうことがあります。このあたりは仕方のないことかなと思います。いくら等級やBMSが良くても最終的には「味」なので等級が低くても味の良い牛を作る生産者の枝肉は高値での購買につながっているようです。見方を変えれば一生懸命（勉強熱心/向上心）やってる生産者が残っていくのかなと思います。つまり「本物」でありようやく見かけではなく中身で価値がつけられる時代に突入したのかなと感じます。
出荷者：藤井徳夫
出荷者：木下幸雄
出荷者：後藤喜雄
出荷者：後藤喜雄
出荷者：木下幸雄
出荷者：木下幸雄
第9日近江牛販売会は34頭の出品で開催された。相変わらずの高値だったが思い通りの枝肉が購買できて満足のいくセリだった。
出荷者：木下幸雄
出荷者：樋廻哲也
樋廻さんご夫婦。
本日は7頭のセリ。近江牛の出荷が少ないためか異常とも思える高値が続いている。売り手、買い手、消費者、すべてにとってまったく良くない。正常価格での取引こそが健全な商流に繋がると思う。後藤さんの枝肉を1頭落札。
Ｈ１８年２月に宮崎より子牛を導入して松井牧場さんで委託飼育してもらった牛です。枝重は５１４ｋｇで格付けはＡ−４、ロース６０、バラ８．２です。 
